チェック柄のシャツが結構好きです。所謂アメカジには随分と影響を受けましたから、きっとそのあたりがそうさせているのかなと思います。ただ王道ゴリゴリのそれだけではなく、遊び心があってきちんとファッションしているちょっぴりひねくれたものの方が逆に心地よかったりもします。
例えば、ジージャンならリーバイスのファーストやセカンドそしてサードといったところよりも、リーのストームライダーやラングラーの11MJZなどの方が、意図してようがしてなかろうが遊び心があるように思うし、ジーンズならブルーもいいけどブラックデニムがより好みなのです。
そんな感じでWASEWのチェックシャツ。毎シーズン新柄をリリースしていくとデザイナーの河南さん。今回のチェックも今までに見たことないような配色。だからといって決して奇をてらうことなく、ジワジワくる。そしてその魅力に、結果として気づく事になるであろうチェック柄なのです。普遍的であるけども、アメカジでありながらも所謂それではないと。
WASEWの原点でもあるパックT。見た目以上にウェイトがあって丈夫な生地、でももちもちと柔らかい。そんな相反する要素を3年の月日を要して完成された逸品。これがすべてを物語っていると思います。
失礼ながらモノに対する価値観は限りなく近いところにあるなぁ~とそう思っている。事務所も近くだから、よくお会いするし、意見の交換もする。そんな中で常々感じるのです。
細かいところを上げればいろいろあるけど、このチェックシャツの最大の魅力はやっぱりオリジナルの生地と仕立ての良さに尽きると思います。シャツ生地だけど、世界的にも有名なウール織物の産地である尾州(愛知県一宮市)、ここに残るションヘル式というヴィンテージ織機(一日に15 m程しか織ることができません)で織られたものです。独特の柔らかい着心地の秘訣はここです!100%コットンのWASEWオリジナル生地。それを専門のシャツ工場で作られた美しい仕立て。細番手の縫製糸を使用し、21針というとても細かい縫い目で仕上げます。
生地の風合いと仕立てはドレスでありながら、しっかりカジュアルなムード。相反する2つの要素をまとめ上げたセンスがサイコーです。真面目な服ですが、しっかり遊び心を忘れない服でもあります。はい。
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