ぼくが洋服に興味を持ったきっかけがジーンズでした。幼い頃から着るモノにはうるさかったと母に聞かされた事があります。ぼくには記憶がないけれど、好みがはっきりしていたのかもしれません。例えばジーンズであってもなんでもいいというわけでない。そんな感じですから町のジーンズショップへ連れていかれ、様々なブランドのジーンズやネルシャツなどが積みあがっている様を目にしたときに興奮していた記憶はしっかりあります。でも思ってるのとはちと違うというのも同時に記憶しています。リーバイスを知り、ユーズドの501にたどり着いてようやく納得したのを思い出します。
そうすると今度は所謂、王道とされるものではないところのものの方が面白いと思うようになるのです。ファッションが好きだけど、モノ先行。記号先行。森を見ず、木を見る。もっとふんわりしていていいのに、ロジカルになる。今は全体にふんわりですけどね~
結局は、いくつになっても好きな感じムードは変わらないけど、価値観は時代に寄り添っていくものなのかもしれません。
そしてまたDENIM & CHAMBRAYですね!ジーンズがまた気分になってきた。
WASEWのブルージーンズ。この感じはなんだかしっくりくる感じかもしれません。真面目なジーンズだけど、遊びもあるし、時代にこびることなく、でもしっかりと寄り添っている感じがする。ぼくはそう思うのです。
シルエットがめちゃくちゃいい感じ。細くもなく太くもなく、かと言ってクラシック過ぎる事なく、しっかりモダン。デザインソースは40年代のLee101だとか。好きなのはこれだからとデザイナー。そういうところもいいですね~
サイズは32インチを穿いてます。30インチでジャストフィット。ピッタリ。といった感じだけど、サイズアップして穿くバランスの方が好きかな。皆さまもお好みでお選びくださいませ~
そしてWASEWらしくこだわりの生地。LeeがそうであるようにLevi’sとは逆の 左綾デニム。実は納得できるモノとなるのに7年の月日が流れたとの事。これは期待せずにはいらせませんね!
使用している左綾のセルビッチデニムは、出来るだけあまく織り上げた物(このこだわりが実は大きな時間を要したようですね~)を所謂サンフォライズド(防縮)加工をしています。厳密にはWASEW的サンフォライズド(防縮)加工なのだということもおっしゃっておりました。本来は、生機(生デニムですね!)の方が穿き心地なども含めて好みだとの事ですが、水洗いをして乾燥機にかけて縮めて初めて穿く事が出来る工程は、それこそ90年代のレプリカデニムブームの時ならいいけど、今ではない。またワンウォッシュの表情ではなく、生機(生デニム)の状態で上の写真のように店頭に並んでる景色の方が好みでカッコいいと感じる。この相反するWASEWらしい拘りを形にするべく、WASEW的サンフォライズド加工 なのです。
ではどのようにしたのか?生地の段階でまずは洗いを掛けて縮ませてプレスする。それから裁断・縫製の工程を経ることで、所謂パッカリング(縫製部分の生地の撚れ)がでないので生機(生デニム)のような表情となる。上の写真のようにね~
こんなことしてるのWASEWだけでしょう!それだけでワクワクしちゃいます。穿いてみたい。そう、実際に穿いてみたらめっちゃ穿きやすい。6月1日から一度も洗濯せずに穿き続けてるけど、ストレッチ性がある。もちろん綿100%のデニムです。はい。7年の歳月の結晶です。あまく織り上げたセルビッチデニムだからこその成立するこの現代的な履き心地。サイコーです。
洗濯は、ちゃんとした方がいいですね~ 清潔なのが一番。
また防縮加工を施した生地なので、ご購入して頂いたその時からすぐにお楽しみいただけますし、洗濯による縮みはたてに約1cm。ウエストの縮みはございません。
★ご家庭での洗濯の場合です。コインランドリー等で乾燥機をお使いになりますと縮みの可能性があります。
さて、ぼくもそろそろ洗濯したいと思います。またそんな時代でもないけど、エイジング(経年変化)もしっかり楽しめるので、自分だけの1本に育てて頂くのもいいですね!
もちろんエイジレス・ジェンダーレス・サイズレスでお楽しみくださいませ!
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今日も皆さまのご来店をお待ちしています!